従来のケミカルヘナには「過酸化バリウム、パラフェニレンジアミン、その他の安定剤、酸化剤」を配合し、繰り返すとツヤが無くなったり、感触が悪くなるなどの毛髪への悪影響がありました。
アルカリカラーと比較した場合、アルカリを含まないために大きなダメージはありませんがジアミン等を含む化学物質は全体の10%強(使用時)・・・これが現実です。
他社はもっと多く含まれている場合が少なくありません。現在、白髪染めのメニューとしては「アルカリカラー」「酸化酸性カラー」「酸性カラー(ヘアマニキュア)」「ケミカルヘナ」がありますが、これらを「ファストカラー」と表現しています。
30分以内で染色できる反面、化学物質がそれぞれの目的に応じて含まれているからです。身体や環境に悪い影響を与えていることも隠しようもない事実です。一方、60分以上を必要とするトリートメントカラーを「スローカラー」と表現します。
発色までには時間が必要ですが身体に良い、環境に優しい、LOHAS的なカラー=スローカラーなのです。「ヘナMehandi」「ハーブカラー」に加えて今回テイントハーブ(テイントtint=淡い色調、薄い色、毛髪用染料の意)を他社に先駆けて発売することになりました。全く新しい発想です。
ベースは紫紺の内容成分(インディゴ、ヘナその他6種類のハーブ)に化粧品顔料と呼ばれるメイクアップ関連製品に含まれている色素を0.25%〜0.5%(使用時)加えたハーブカラーです。
標準タイムは60分自然放置、最低45分以上90分以内とお考え下さい。化粧品顔料ですからもちろん毎日使っても問題ありません。安全性が確認された顔料を出来るだけ少なく配合することで天然ハーブだけの課題であった着色をカバーしています。
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